がん細胞への抵抗力を補う!ウコンの成分に期待される抗がん作用

ウコンの抗がん作用

二日酔い対策では定番のウコンですが、実はウコンには、抗がん作用が期待される成分も含まれていることが分かってきました。今回は、ウコンに期待される抗がん作用について、ご紹介します。

抗がん作用が期待されるウコンの成分

ウコンには、二日酔いの時に力を発揮してくれるクルクミン以外にも、多種多様な成分が含まれています。それらの成分のひとつに抗がん作用が期待されること分かり、注目されています。

その成分の名前は「αクルクメン」です。クルクミンととてもよく似た響きの名前ですが、クルクミンとは性質が全く異なり、ウコンの精油成分の構成する物質のひとつです。精油成分とは、いわゆるオイル成分のことで、水に溶けにくい油のような性質を強く持った成分の総称です。別名でエッセンシャルオイルと呼ばれたりもします。そんなウコンの精油成分の一つであるαクルクメンは、抗がん作用があるかもしれない成分として、高い期待が寄せられています。

抗がん作用ってどんな作用?

そもそも、抗がん作用とはどのような作用なのでしょうか。それは、がんに対抗する力、具体的には、がん化してしまった細胞を弱らせてそれ以上増えないようさせる力のことです。

現在、日本人の死因の第1位として頻繁に耳にする「がん」ですが、その最初は、たったひとつのとても小さな細胞が突然変異、つまり「がん化」することから始まります。正常な細胞は、体の本来あるべき場所で、本来あるべき数まで増えると、そこで増殖が止まるようにプログラムされています。たとえば、切り傷ができてしまった場合でも、傷が普通にふさがって、元通りになるのは、細胞の正常な増殖プロセスが働いて、必要な数以上増えないように調節されているからです。また正常な細胞はアポトーシスというシステムが備わっており、必要がなくなったり、異常を起こすと自ら活動を終える(細胞が自ら死ぬ)ようにプログラムされています。

しかし、がん化してしまった細胞は、アポトーシスがうまく機能しなくなるため、増殖が止まるべきタイミングで止まらず、そのまま際限なく増え続けていってしまいます。その結果、周りの細胞を壊し、浸潤し広がっていきます。

このようながんを発症させるきっかけとなる、がん化した細胞を弱らせて、やっつけてくれる力のことを、抗がん作用と呼びます。

ウコンで補うがん細胞への抵抗力

前述したようながん化した細胞をやっつける力は、健康な人なら本来だれにでも備わっている力です。そうでないと、私たちの体は、たちまちがんに乗っ取られてしまい、数年と生きることはできないでしょう。しかし、生活習慣の乱れや日々のストレスによって、健康のバランスが崩れてしまうと、その本来持っている抵抗力も弱まってしまいます。

そこで力を発揮するのが、αクルクメンをはじめとした抗がん作用を持つことが期待される成分たちです。こうした成分は、本来体に備わっているがんに対する抵抗力が十分に発揮されるのを手助けすることで、私たちの体ががんに侵される危険から守ってくれる、救世主となる可能性を秘めているのです。

がんへの抵抗力を補うためにも、αクルクメンを多く含むウコンを生活に上手に取り入れることが大切です。ウコンには、春ウコン、秋ウコンなど、たくさんの品種がありますが、がんへの抵抗力を意識するなら、精油成分を多く含む春ウコンがオススメです。

まとめ

二日酔い対策だけでなく、抗がん作用まで期待されるウコン。日本人の死因の第1位として恐れられるがんに対抗できる力が、こんな身近な食材に備わっているなんて驚きですね。毎日の生活にウコンを上手に取り入れて、がんに負けない体を手に入れましょう。

-ウコンの効能