ウコンのパワーの立役者!クルクミンの正体に迫る!

クルクミン

ウコンには、健康を保つのに役立つさまざまな成分が豊富に含まれていますが、その代表的な成分がクルクミンです。今回は、ウコンのパワーの立役者であるクルクミンについて詳しく見ていきましょう。

ウコンの色素成分であるクルクミン

ウコンに豊富に含まれており、二日酔い対策の強力な味方となってくれるクルクミンとは、どのような成分なのでしょうか。

謎に包まれたその正体ですが、実は、クルクミンはとても分かりやすい形でウコンに含まれています。ウコンの断面は何色でしょうか。そう、黄色です。実は、クルクミンは、ウコンの黄色い色素成分そのものなのです。このことからも、ウコンにたくさんのクルクミンが含まれていることが、実感できるのではないでしょうか。

さらに、クルクミンは、その形や性質から、ポリフェノールというグループに分類されます。同じポリフェノールのグループには、緑茶の渋み成分であるカテキンや、大豆の栄養成分であるイソフラボンなどがあります。カテキンやイソフラボンなど多くのポリフェノールがそうであるように、クルクミンにも、健康を保つのに役立つ多くの働きが期待されています。

胆汁の分泌を促す成分として見つかったクルクミン

クルクミンは、栄養を蓄えたり、体にとって害になる成分を解毒したりする役割のある肝臓の働きを助ける成分として発見され、ウコンの主成分として漢方などで活用されてきた歴史があります。その働きの正体は、肝臓で作られる胆汁の流れを良くする作用であることがすでに分かっています。

胆汁は、食べ物と一緒に取り込んだ脂質を乳化して消化しやすい形に変える働きがあります。また、腸の中に分泌されて、悪玉菌が増えすぎるのを防ぐといった働きも持っています。健康的な体では、つくられた胆汁は一定のペースで腸の中に流れ出て、滞ることはありません。しかし、生活習慣の乱れや太り過ぎなどによって、胆汁の流れが悪くなることがあります。すると、胆汁が肝臓の周辺に溜まってしまい、肝臓の働きにマイナスの影響を与えてしまいます。クルクミンは、この胆汁の流れを良くすることで、間接的に、肝臓の働きを正常に保つ働きを持っているのです。

また、最近の研究によって、酸化に対抗する力やがんに対抗する力など、健康の維持に役立つさまざまな働きを持つ期待が高まっています。

ウコンの品種によって異なるクルクミン含有量

このようなクルクミンは、ウコンに豊富に含まれているのですが、実はウコンの品種によって含まれているクルクミンの量は変わります。一般に広く流通しているウコンは、主に春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの3品種です。それぞれ収穫される季節や、含まれている成分量が少しずつ違います。このうち、もっともクルクミンを多く含んでいるのは、秋ウコンです。10gの秋ウコンの粉末には、約300mgのクルクミンが含まれています。

一方で、春ウコンには、秋ウコンの10分の1ほどしかクルクミンが含まれておらず、紫ウコンに至っては、クルクミンはほとんど含まれていません。また、同じ秋ウコンでも、インドネシアに自生する秋ウコンの変種である、クスリウコンという品種には、通常の秋ウコンの10倍以上ものクルクミンが含まれています。

このように、品種によってクルクミンが含まれる量が違うため、日々の生活にウコンを取り入れる際には、どの品種のウコンが使われているかに注目することが、賢くウコンを活用するコツになります。

まとめ

私たちの健康を保つのに役立つさまざま働きを持ったクルクミン。今後ますます注目されるクルクミンを味方にするために、日々の生活にウコンを取り入れてみませんか。

-ウコンの効能