お酒好きなら作ってみよう!ウコン酒で楽しい晩酌を

お酒が好き。ついつい毎晩お酒を飲みたくなってしまう。でも、健康のことはちょっと気になる。そんな方は、自宅でウコン酒を作ってみてはいかがでしょうか?
ウコンに含まれるクルクミンは肝機能を高める働きがあるので、お酒好きな方にはもってこいです。また、クルクミンは肝機能を高めるだけでなく、抗酸化作用や血中の中性脂肪やコレステロール値の改善することが期待できるなど、うれしい健康効果がたくさんあります。毎日少しずつ飲むことで、ウコンの有効成分を身体にチャージできますよ。
基本のレシピ:ホワイトリカーでウコン酒
ウコン酒は、果実酒と同じ要領で作れます。基本のレシピとして、まずは、ホワイトリカーで作るウコン酒のレシピをご紹介します。甘いお酒ですが、ウコンのスパイシーさと香りが立って、薬草酒のような味わいになります。
材料
秋ウコン 250g
ホワイトリカー 1800ml
氷砂糖 300g
作り方
- 保存容器を煮沸消毒しておく。
- 生ウコンを適当な大きさに切って、容器に入れる(乾燥したウコンを使ってもよい)。
- ウコンの上に氷砂糖を入れる。
- ホワイトリカーを全て注ぎ入れ、2〜3ヶ月熟成させる。2〜3ヶ月経ったあとも、ウコンは取り出さず、漬け込んだままで構わない。
秋ウコン以外の品種は、苦味が非常に強いので、ここでは秋ウコンを使用します。薬酒のように、ストレートで少量飲むのも良いですが、お酒として楽しみたい場合は、水で割ったり、炭酸水で割ったりして飲むと良いでしょう。寒い冬には、お湯割りにすると身体が温まります。
ホワイトリカーだけじゃない!いろんなお酒で試してみよう
ウコン酒は、ホワイトリカー以外にも、ウォッカやブランデー、焼酎など、さまざまな種類のお酒で作ることができます。他のお酒で作る場合も、材料の割合は、基本のレシピと同じです。ホワイトリカーを、お好みのお酒に置き換えて試してみてください。
お酒の種類が変われば、香りも味わいも変わるので、飲み方を工夫するのも楽しみのひとつです。
ウォッカやラムは、ソーダで割って
ウォッカやラムは、カクテルによく使うお酒で、ソーダとの相性がとても良いです。ソーダ水で割り、そこにレモンやライムを絞ると、カクテル風になります。
炭酸だけでなく、グレープフルーツジュースやオレンジジュースで割っても美味しいでしょう。ウコン酒自体が甘めなので、ジュースで割る場合は、酸味の強いものがおすすめです。
ブランデーはロックで
ブランデーの場合は、ロックがおすすめです。大きな氷を溶かしながら、ゆっくり楽しんでみてはいかがでしょうか。また、グラスいっぱいにクラッシュアイスを入れ、そこにウコン酒を注いで、キンキンに冷やしていただくのもおすすめです。
また、少し変わった使い方として、バニラアイスクリームにかけて食べるのも香りが立って良いでしょう。レーズンを散らせば、少し凝った大人のデザートです。
黒糖焼酎や泡盛は、トゥワイスアップに
黒糖焼酎や泡盛自体は、クセがなくスッキリとしています。そこで、「ウコンの個性を一番感じられる飲み方」として、トゥワイスアップがおすすめです。トゥワイスアップとは、お酒と水を1対1の割合で混ぜ、氷を入れずにいただく飲み方です。ウコンの香りを楽しみたい方には、ぜひ試していただきたい飲み方です。
また、焼酎や泡盛の場合、冷たい緑茶やそば茶で割ると料理との相性が良くなるので、食事の際の飲み物としても活躍します。
まとめ
ウコンには、有効成分としてクルクミン以外にも精油成分が含まれています。ウコンをアルコールに漬け込むことで、ウコンに含まれる精油成分がアルコールに溶け出すので、ウコンの有効成分を余すことなくいただけます。お酒が好きで、晩酌をよくするという方には、健康をケアしながら楽しめるウコン酒は本当におすすめです。
※ウコンも万能ではありません。飲み過ぎや、常用される場合は肝臓に負担がかかりますのでご注意ください。