中高年の強い味方!ウコンがメタボ予防に役立つって本当?

ウコンとメタボ

年齢とともに、少しずつ気になり始めるポッコリお腹。「メタボ」とも呼ばれる、お腹まわりに脂肪がついた状態を解消するのに、ウコンが役に立つって知っていましたか? 今回は、メタボに対してウコンが発揮するパワーについて見ていきましょう。

メタボとはどんな状態?

そもそも、最近話題の「メタボ」とは、どんな状態のことを言うのでしょうか。

この言葉が誕生した背景には、生活習慣病の一歩手前の段階、つまり、予備軍の状態が、「メタボリックシンドローム」と呼ばれるようになったことが挙げられます。生活習慣病は、肥満が原因となって起こるものです。肥満を防ぐことで、生活習慣病予備軍であるメタボリックシンドロームを予防しようという考えから、さらにその一歩手前の「お腹まわりに脂肪が付き始めた」くらいの段階を、「メタボ」と呼ぶようになったのです。

メタボの状態は、服の上から見ただけでは分からないことも珍しくなく、隠れ肥満と言われる人たちの多くが、メタボに該当すると言われています。

メタボになると何が良くないのか?

メタボになると何が良くないのかについて、順を追って説明しましょう。

メタボの状態を長く放っておくと、まず血中の悪玉コレステロール(LDLコレステロール)が上昇を始めます。これが生活習慣病になるリスクを大きく上昇させます。

具体的には、血圧が高くなったり(高血圧)、血中の中性脂肪やコレステロール値が高くなったり(脂質異常症)、血糖値が高くなったり(糖尿病)のリスクが高くなります。これら生活習慣病は、治療せずに放置すると、動脈硬化を招き、ひいては、脳卒中や心筋梗塞を引き起こすことがある非常に怖い病気です。したがって、メタボの段階で肥満を予防・解消することで、悪玉コレステロールが上昇しないようにすることがとても大切です。

ウコンがメタボを予防するかも!?

ここでウコンの登場です。ウコンと悪玉コレステロールに及ぼす影響については、下記のような研究(参考リンク1)があります。

「ネズミの仲間であるラットに、ウコンの粉末を体重1kgあたり100mg~300mg食べさせると、ラットの悪玉コレステロール値が下がるとともに、善玉コレステロールが増えた」という内容です。また、このラットは、肝臓に脂肪が溜まる脂肪肝の状態だったのですが、改善が見られたとのことです。

研究者たちは、このような効果について、「体内のコレステロールの代謝に関わる酵素に対して、ウコンに含まれる成分が影響したためだ」と考えています。具体的には、コレステロールから胆汁を作る酵素(7αヒドロキシラーゼ)の働きが増したことで、コレステロールが胆汁として利用されたこと、また、コレステロールを新たにつくり出す酵素(HMG-CoAレダクターゼ)の働きが抑えられたことが、コレステロール上昇に歯止めをかけたのではないか、と考えているようです。つまり、ウコンが悪玉コレステロールを減らして、メタボの進行を防いでくれる可能性がある、というわけですね。

メタボ予防って実は大変なことなんです

前述のウコンによるメタボ予防の可能性が分かったことは、とても画期的なことです。なぜなら、メタボを自力で解消するのは、大変な労力と時間がかかることだからです。

メタボを予防・解消することとは、肥満を予防・解消することです。そのためには、規則正しい食生活や適量の食事、適度な運動を、毎日コツコツと確実に続けることが必要です。この「毎日コツコツと」が続けられずに挫折して、メタボを放置してしまう人が大勢います。メタボ解消のこうした難しさからか、今、肥満は世界的に大流行する現代病として問題になっています。もし、メタボ予防にウコンが有用なら、肥満予防の特効薬になるかもしれません。メタボに悩む世界中の人々にとって、こんなに心強いことはありませんね。

まとめ

ウコン粉末を摂取することで、悪玉コレステロールを減らして、メタボを予防できる可能性が出てきました。近い将来、食事と運動に加えて、ウコンを摂取することが、メタボ予防の常識になるかもしれませんね!

 

参考:

-ウコンの効能