普通のウコンと何が違うの?「春ウコン」は総合力がピカイチな健康食品

春ウコン

ウコンといえばカレーのスパイスに使われる、秋ウコン=ターメリックが一般的です。秋ウコンは秋に花を咲かせることからその名がつきましたが、これとは別に春に花を咲かせる「春ウコン」と呼ばれるウコンがあります。秋ウコンと見た目は似ていますが、その効果効能は違っているそうです。一体何が違うのでしょう。

「春ウコン」は「秋ウコン」とこんなに違う

春ウコンは生薬、秋ウコンは食用

秋ウコンは、昔からインドでは料理のスパイスとして使われてきました。今では私たち日本人にとっても身近なスパイスです。二日酔い防止や美容にも効果的ということが知られているので、普段の食事に気軽に取り入れている人も多いでしょう。一方、春ウコンはその薬効性の高さから昔から生薬や漢方薬として使われてきました。春ウコンは苦みと辛みが強いので食用には適しません。

クルクミンの量がちがう

多くの人が、「ウコン=飲酒対策に効果的」と考えています。しかし、実際、肝機能強化に効果があるのは、ウコンに含まれるクルクミンという成分です。これは特に秋ウコンに多く含まれている成分です。もちろん春ウコンにもクルクミンはありますが、秋ウコンと比べると少ないのです。そのかわり、春ウコンには多くの精油成分やミネラルが含まれます。

春ウコンは希少価値が高い

そもそもウコンは、亜熱帯地域で栽培されるものなので、生産地が限られることから希少価値が高いとされています。それでも秋ウコンは今ではスパイスや健康ドリンクとしてかなり流通しています。一方、春ウコンは生産地が限られるだけではなく、秋ウコンと違って連作が出来ない植物です。同じ土地で続けて生産できないので、生産量は非常に少なくなります。こういったことから、春ウコンの希少性はとても高いと言えます。

春ウコンのいいところってなに?

春ウコンが、秋ウコンとは全く別のものだということはわかりました。では、春ウコンには一体どのような効果効能が期待されるのでしょうか。

豊富な精油成分が胃腸を強化

春ウコンには100種類以上の精油成分が含まれ、その含有量は秋ウコンの約6倍もあります。健胃作用をもつ成分を含んでいるため、慢性胃炎や十二指腸潰瘍の改善に効果があると期待されます。また、胃腸の働きが良くなることで消化機能を高めるので、便秘の解消にもつながるとされています。

気になるメタボ予防に

仕事上さけられない外食や、運動不足などで「最近お腹が出てきたな」と悩んでいる方も多いと思います。現代人の多くが気にしているメタボリックシンドロームの原因の一つはコレステロールです。春ウコンの精油成分には、血中コレステロールを溶かす働きも期待されています。メタボリックシンドローム予防にうまく活用したい食材でもあります。

ミネラルで生活習慣病を防ぐ

人間の身体にはミネラルが不可欠で、ミネラル分が不足するとさまざまな不調をきたします。春ウコンには、わたしたちが普段食べている野菜よりもはるかに豊富なミネラル群が含まれています。例えば、カルシウムの量はほうれん草やひじきよりも多く、カリウムはバナナやパセリよりも豊富に含まれています。カルシウムは動脈硬化や糖尿病を予防し、カリウムは心臓機能を強化し筋肉の調子も整えます。

春ウコンはオールラウンダーな健康食品

春ウコンに含まれる豊富な精油成分やミネラルは、健胃効果、コレステロール値の抑制、生活習慣病予防への効果が期待されます。前述した効果のほかにも、抗ガン作用、抗酸化作用などにも注目が集まっています。つまり、春ウコンは総合的な健康に働きかける食品だと期待できます。まさにオールラウンダーな健康食品と言えるでしょう。

※ただし胆石治療中の方には副作用がありますので、摂取にあたっては医師に相談するなどしてご注意ください。

 

-ウコンの効能